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写真と自分の姿勢。

早いもので、このブログも始めてからもう3年目になった。
更新頻度はものすごく低いから記事の数なんてたかが知れて入るけれど、細々とでもなんとか続けられてきたなぁ…、なんて思っていたらもう2015年も年の瀬かという時期。時間が過ぎるのは早い。
そして、そろそろブログのあり方とか方向性みたいなものをもう少しちゃんと考えて作っていかないと、同じところをぐるぐる回っているだけで、先に進めないような感覚が随分前から出てきている。

とは言いながらも、どうすれば気がすむのかなんてすぐには分かるはずもなく、どうにも打開できずにここまで来ていて、ぼちぼちとにかく動かないことには続けられなくなりそうな不安もあったりして。

ここのところ、どういう形で続けようかぼんやりと考えているうちに少しも書き進められないという状態が続いてたし、なんとかしなくちゃなー。

 

これまでは、自分の頭の中にあるモヤモヤしたものをクリアにする手段の一つとしてこのブログをしている、という部分が大きかったので、機材のことや写真技術のことについてのとりとめのない記事が多かったように思う。
文字にすることで、自分の頭が整理できるということもあったし、書くにあたっては多少の調べ物などもあったので一つの記事を作る過程で知識の面でもモヤモヤしたものを消すことができたから、書きやすかったのもあるかもしれない。

その一方で、なんとなくではあるのだけど、ブログの記事の内容が自分の気持ちと少しずれてしまうような感覚も多少なりともあって、何がしっくりきていないのかがいまいちはっきりとは分かっていない。そういう時は、やっぱり初心に戻るのが一番いいでしょうということで、改めて初心の確認。

それは、

「日々の暮らしの中で感じたことを写真と言葉で記録していこう」

というところに尽きるかと思う。

このサイトの「写真と暮らし」というタイトルもそういうった気持ちを込めて考えたもの。

 

PENTAX MX smc PENTAX M 50mm f1.7 400TX

PENTAX MX smc PENTAX M 50mm f1.7 400TX

 

ここ数年の間に、写真を取り巻く環境はすごい速さで変わってきている。
フィルム写真の減り方は加速度的と言ってもいいくらい凄まじいスピードだと感じるし、反対にSNSなんかにアップされる写真の量は激烈な勢いで増えている。写真が身の回りにすごく増えたけど、写真が増えたからといってより楽しくなったかというとそういうわけでもなく、どことなく物足りなさを感じさえする。

それは一体なぜなんだろう。
写真はたくさん撮れるし、しかも綺麗に写る。すぐに誰かと共有できる。
前よりも格段に便利になっているにも関わらず、1枚の写真が記憶に残る時間やその印象の強さというものは相対的に小さくなってきているような、そんな感覚があるのはどうしてだろう。

撮る写真の枚数が増えたから、一枚あたりにかけられる時間や労力が減ったのだろうか。
それとも、デジタルになってプリントする枚数が減ったからだろうか。
もしくは、デジタルになって写真の雰囲気が変わったからなのだろうか。

何回も考えてきたけど、デジタルだからよくないとかフィルムだからいいとか、そういう問題ではない。

機器や手段の問題ではなくて、あくまで撮る自分の姿勢の問題だと思う。

 

PENTAX MX smc PENTAX M 50mm f1.7 400TX

PENTAX MX smc PENTAX M 50mm f1.7 400TX

 

10年ほど前と今とでカメラも大きく変わったけど、一番変わったのはそのカメラを使う自分の写真を撮る姿勢だ。

「日々の暮らしの中で感じたことを写真と言葉で記録していこう」という考えでここまでやってきて、デジタルだと簡単に綺麗な写真が撮れるのはいいのだけど、どことなくその写真が記録写真のようになっている側面がある。
記録としての写真が悪いわけではなくて、それはそれで大切なことではあるんだけど、そういう写真は自分が撮りたい写真とは少し違うと感じているから、どことなく違和感を感じているのだと思う。
そして、その周辺をここのところずっとぐるぐるしているから、前に進めていない気になっているのかもしれない。

記録するために写真を撮るだけではなくて、今の自分の考えや物の見方、気持ちなんかを写真を撮ることで残したくて、それが振り返ってみれば記録にもなるというようなそれくらいの感覚だったはず。
もちろん、時間が経てば考え方が変わることなんてよくあることだけど、今のところ写真については大きくは変わっていないと思う。
誰のためでもなく、突き詰めれば自分のために写真を撮っていて、それが結果として人にも喜んでもらえればそれに越したことはない。

 

モノクロフィルム写真を自分で現像していると、一枚の写真を形にするのに手間がかかる。
それでもまだまだフィルムだからこそ感じられる写真の良さがあるからやめられそうにない。フィルムも随分値上がりしたけど、これからも一枚一枚丁寧に撮っていけたらいいなぁ。

 

 

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