モノクロフィルムの質感。

Nikon F3 Planar50mm/f1.4 ACROS100

最近モノクロフィルムはT-MAX400を使うことが多いのだけれど、これまで撮ってきたフィルムを見比べてみると色々と違いが見えて面白い。

T-MAX400はシャープだしスッキリしているからすごく気に入っている。あえて文句を言うとするならば、綺麗すぎるというか優等生過ぎるというかそういう感じ。

それに比べてプレストは、粒状感もあり、これぞモノクロフィルム、という印象をもっている。この粒状感については、デジタル写真全盛の今の時代においては嫌だという人もいるかもしれないけれど、フィルムの特徴の一つだと思うし、これはこれでいいと思う。

その中間のような位置づけに感じているのがACROS100。シャープなんだけれど、どことなくモノクロフィルムらしい質感が漂っていて、見返すと、「あぁ、いいなぁ。。」といつも一人でニヤニヤしている。

今やISO100とかいうと低感度の部類に属するし400に比べれば、撮る場面も限られるけれど、日中の撮影では何も問題ないし、とくに不自由は感じていない。

カラーもいいけど、やっぱりモノクロフィルムの優しい質感が好き。

いつも結局ここに戻ってくる。あれもいいな、これもいいなと思うけど、最後はやっぱりモノクロフィルム。

光の射し方とかグラデーションの滑らかさとかがうまく出てくれるとすごく嬉しい。

毎回思うことだけど、やっぱりモノクロはプリントも自分でやりたいなぁ。。。

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