子供の散歩とカメラ。

Posted by on 4月 12, 2014 in DA35mm Macro Limited, K-5, PHOTOGRAPHY | No Comments
PENTAX K-5 smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limite ISO200 f4 1/400

PENTAX K-5 smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limite ISO200 f4 1/400

子供と散歩に行くときも必ずカメラは持って行く。
家の周り数百メートルの散歩なんだけど、そういう当たり前でなんでもない日常の写真って、後で見返すと不思議と楽しいし、そういう何気ない瞬間に撮った写真が好きなので。

最近になって、ようやくピンとくる瞬間というものになんとなく気がつけるようになってきたものの、子供と二人で散歩をしているときは当然ながら写真よりも優先することが色々あって、思うように写真なんて撮っていられない。

 

歩道はあるけれど、人通りはそれなりにあるし、自転車だってそこそこ通る。信号が無い道路をわたることもある。信号があっても、守らない(気づかない)こともあるし油断ならない。

こういう状況だと露出合わせてからファインダーのぞいて、マニュアルフォーカスして…、なんてことはほとんどできない。そういう写真撮るには、安全な場所で、多少なりともゆっくり動いてもらいたいけど、そんなの無理だし。

だから、子供と二人で散歩するときは最近ほとんどデジタル一眼を持ち出すことになっている。
パッと撮るにはファインダーより背面液晶見ながらの方がいいんだけど、なんだかんだでK-5を選んでいることが多い。

 

背面液晶(少なくともK-01と初代Qの場合)は、野外(特に晴天時)だと反射があってどうしても見にくい。露出はヒストグラム見ながらやればいいのかもしれないけど、僕はヒストグラムから写真の雰囲気をつかむことはあまりできないので、やっぱり写真の雰囲気が分かりづらい。

単純に「光学ファインダーが好きだから」というのもあるんだけど、K-5の方がなんとなく信頼できるから、というところが理由じゃないかなーと思う。なんでかよく分からないけど、現像する時も色や明るさが破綻せず、粘ってくれることが多いし、これまでのそういう経験の積み重ねがK-01とQにはあまりないわけで。

まぁ、デジタルカメラなんて新しい方が性能はいいに決まっているのだけど、やっぱりカメラに対する信頼感ってある程度の時間がないと持てないもんなんだなぁと感じている。
技術がどんどん進歩して、1,2年で買い換えなんてよく聞く話なんだけど、ブログに使ったり、せいぜい引き延ばしてもA4にプリントする程度なら僕にはあまりその差が感じられない。

だから、まだ当分の間ボディを買い換えることはないと思う。それよりもレンズが欲しいなぁ…。

 

で、子供と散歩に行くときのカメラだけど、本当のところはノーファインダーで撮れるカメラの方がいいなと思っている。やっぱりファインダーをのぞくというのはちょっと時間かかるし、視界も遮られてしまって少し危ないので。そしてやっぱり軽い方がいいし。

あと、ノーファインダーの方が自然な表情を撮れることもよくある。
カメラ目線である必要は全くなくて、それよりも、目を合わせてしゃべっている時にシャッター押して撮る写真の方が好き。
そういう点ではQがかなり気に入っているんだけど、どうしてもあの大きさは画質とトレードオフなところがあるので、しっかり撮りたいなーという時にはやっぱり使えないわけで。

 

こういうことを考えていると、やっぱりGRがいいなーと思う。
ただ、Qでもいいじゃないかとも思っているところがあってこれまたなかなか踏み出せない。気軽にそこそこの写真が撮れるし、RAWで撮ればそれもそれなりの写真に仕上げられる。おもちゃみたいに見えて、しかも小さなセンサーなのにそこそこ本気でもそれなりに使える。

子供と散歩に行く時には、軽くてぱっと撮れることがやっぱり一番大切で、画質はその次だなー。
ちょっと今度はQでどこまで撮れるか頑張ってみようかな。

 

写真は通りにある時計を見て、何やら考えている瞬間。数字が分かるようになってきたので、時計もこれまでより気になるものになってきたっぽい。

 

 

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