変わり続けること。
少し前までは上るのに必死だった滑り台も今やスイスイ上って行く。子供の成長は早い。 とにかく目の前のことに必死になる姿には時々はっとさせられる。
週末、久しぶりにプリントしたのだけれど、今回はどうも焦点がはっきりしない写真が多かった。自分で見ても何をどう撮ろうとしたのかがはっきり見えてこない。
反省。
安易にシャッター切っている気がする。このあたりはデジカメの便利さになれてしまっている弊害かもしれない。それに、なんとなく今の自分の写真に慣れていて成長が鈍っている気がする。
歳を重ねると、変化に対して少し億劫になることがある。でも、現状に満足してしまったらそれで終わりだ。変化を恐れず、とにかく今に集中して変わり続けることでしか前には進めない。
これからは1枚1枚をちゃんと考えながら撮っていこう、と想いを新たにしたところだったのだけれど、その矢先にF3の露出計が故障…。
常にマイナスしか表示しないようになってしまった。古いカメラだから故障はしかたないけど、フィルムカメラはこれからも丁寧に扱っていかないと、部品も減ってきているようだから修理も難しくなってくるかもしれない。
時代の流れとはいえ、新品で売られているフィルムカメラの少なさには本当に残念なものがある。このF3のファインダーはすごく気に入っているけど、今市場に出ているカメラでここまでのものはなかなかない。なんとか丁寧に手入れして長く使っていきたいものだ。