Nikon F3入院。
今日、ニコンサロンに行って、F3を預けてきた。
F3の受光に関連する機構はフィルムのパトローネをセットする部分のあたりにあるらしく、その部分に何か衝撃が加わったのかもしれないとのことだった。少し前から少し気になっていたのだけれど、フィルム巻き上げレバーの軸がどうも少し曲がっているようで、前から調子は悪かったのかもしれない。
その場の見積もりでもそれなりの値段がしたのだけれど、この際だからオーバーホールしてはどうかと提案された。
金額も当然ながら上がるのだけれど、今回の修理だけでも技術料はかかるし、F3の修理対応期間が終了するまでにはオーバーホールするつもりだったので、トータル的には今やってしまった方が安いだろうということで、お願いしてきた。
僕が使っているF3は190万台の番号なので、比較的新しい方ではあるのだけれど、それでも10年以上経過しているものだから、ちょうど良い時期だったかもしれない。オーバーホールする値段を出せば、程度の良い中古ボディを買う事もできたのだけれど、このカメラを使い始めてもう3年は経っていて、色んな思い出もあるし、オーバーホールで綺麗になることを考えると中古を買い直すという選択肢はすぐに消えた。
今売られているニコンのカメラはどれもイマイチだと僕は感じるのだけれど、このF3だけはすごく気に入っている。作りがしっかりしている感じがするし、ファインダーも見やすく、フィルムを巻き上げる感触も気持ちいい。
丁寧に使えば10年、15年は元気に動いてくれるはずだし、きっとこのF3はフィルムをやめる時まで元気に活躍する状態で戻ってきてくれるはず。今から帰りが待ち遠しい。
その後、今日は子供と夏祭りへ。親はぐったりだったけれど、子供はすごく楽しかったらしく、終止元気に動き周り、ぱったりと寝てしまった。
そういえば、僕も子供の頃は夏祭りが楽しみで仕方が無かったけど、いつからか人が多いところに出かけて行くことが億劫になってしまったなぁ。