帰省。

Posted by on 8月 14, 2013 in LIFE, PENTAX, PENTAX67(105mm), PRO160NS, フィルム | No Comments
PENTAX67 105mm/F2.4 FUJI PRO160NS

PENTAX67 105mm/F2.4 FUJI PRO160NS

先週末、短い時間だったけど、実家に帰ってきた。

夏に実家に帰るのはなんか久しぶりだなぁと思っていたけど、よく考えてみたら3、4年ぶりだった。昔に比べると、大阪からの交通の便はすごく良くなったけど、ちょっと帰る、というには少し距離があるし、なんだかんだであまり帰れていない。

 

夏に実家で過ごすというのはなんとなく子供のころの夏休みの時の気持ちを思い出すから不思議だ。高校野球の中継とか、扇風機の風とか、なぜか子供の頃の夏休みを思い出す。

そんな気持ちでいたからか、夕方、庭にできたトマトを採っていたときに、ひぐらしの鳴き声が聴こえてきて、少し子供のころの気持ちを思い出した。まだ小学生ぐらいのころ、友達と別れて家に帰らなければいけなくなる夕方にも、同じようにひぐらしの鳴き声が聴こえていた。

もう遊びをやめて帰らなくてはいけない寂しさとか、夕食が待ち遠しい気持ちを抱えながら、急いで自転車をこいで帰ったような記憶がある。その記憶の中にある、ひぐらしの鳴き声とか少し赤くなりはじめた空が、今も変わっていなかったことが嬉しかった。

 

子供のころは早く都会に出たくて仕方がなかったけど、都会に出てから14年がたった今では、むしろこの田舎がすごく心地よく感じたりもする。たまに帰るから良く感じるのだとは分かっていても、もっと早くに田舎の良さに気づけていればなぁと思うことがある。

実家の方は夏になるとすごく暑いけど、朝晩は少しひんやりするし、風も心地いい。僕にとって都会の夏はやはりすごしにくい。

 

みんなですいかを食べたり、夜には少し花火をしたり、翌日には海に行ったりして夏の休日っぽい過ごし方を満喫。

子供は初めての海だったけど、特に怖がる様子もなく水遊びを楽しんでいて、帰りの車ではずーっと寝ていた。

 

働きだしてからは、暑い夏はそんなに好きではなかったけど、子供と一緒に帰省して、楽しそうに遊んでいる様子を見ていると、自分が子供のころ大好きだった夏を少しだけ思い出したような気がした。

 

少し感傷的な気持ちになった週末の帰省だった。

 

 

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