F3がオーバーホール後の不具合から戻ってきた。
ようやくF3が戻ってきた。
オーバーホールから戻ってきたのが7月末で、裏蓋が開かなくなるというトラブルで修理になったのが9月中頃。
オーバーホールから戻ってきたばかりで、丁寧に使っていこうと思っていた矢先のことだったので、やっぱりショックだった。ニコンのカメラは丈夫さというのもの大きな魅力の一つだと思っていたので。
今回も工場行きになったみたいで、かかった時間は2週間程度。オーバーホール後すぐのことだったので、保証期間内で特に費用は発生しなかった。なんだかんだでこうしてしっかり対応してくれるのは嬉しいもので、これまでニコンのサービスセンターには東京も含めて何度か行っているけれど、全部真摯に対応してくれたので、ニコンに対するイメージはすごくいい。
ペンタックスもいつもしっかり対応してくれるけど、大阪のサービスセンターは若干殺風景な感じがするのが少し残念なくらい。こんなのは趣味の話ではあるけれど。
今日は休みだったので、久しぶりにF3をぶら下げて散歩とかしてた。F3が修理にいっている間はペンタックスのK−5を持ち出すことが多くて、それはそれでよかったけど、やっぱりF3のファインダーは見やすい。
大きいし、ハイアイポイントなので眼鏡をしている身としてはすごく見やすくて助かる。シャッターの感触も音もやっぱり好きだし、フィルムの巻き上げも感触が気持ちいい。
写りに関してはレンズとフィルムの話だからボディのF3は関係ないのだけれど、こういう気持ち的なものって写真に出るので、気持ちよく撮れるかどうかというのは大事な要素。のはず。それと、35ミリ判は、やっぱり中判と比べると粒状感とかが出てくる。当然だけど。それが35ミリ版の特徴の一つなので、その感じを生かせる表現ができればいいなと思っていて、個人的にはモノクロの方がその粒状感も生きるように感じている。なので、とりあえず1本目のフィルムはモノクロ入れてみた。未現像のフィルムが1本あるから、撮り終わったら現像してみよう。
それにしても、もう20年以上前に生産された機械が今も快調に動くなんてすごい。こんなに長期間使われ続ける民生用の機械なんて他にはあんまりないのではないだろうか(知らないだけかな)。前のオーナーも丁寧に使ってくれていたのか、すごく綺麗なカメラなので、僕も丁寧につかっていかないとだなぁ。