PENTAX QとFrashAirの組合せが楽しい。

PENTAX Q 01 STANDARD PRIME ISO400 f3.2 1/40 ハードモノクローム

PENTAX Q 01 STANDARD PRIME ISO400 f3.2 1/40 ハードモノクローム

最近、PENTAX Qをよく使っている。
Q7でもQ10でもなくて、初代のQ。

やっぱり、仕事のある平日から持ち歩くには、ミラーレスであっても僕の場合は大きすぎると感じて持ち歩かなくなった。シグマのDP2Sは持ち歩くのはいいのだけど、撮りたい時にさっと撮るというのには不向きで持ち歩かなくなってしまった。
iPhoneでもXperiaでも、写真はきれいには撮れるんだけども、露出の設定とかピント合わせとかがどうも歯がゆいというか、カメラに比べて使いにくい(当然だけど)。

それで、家にあったQを持ち出してみたらこれがものすごく使いやすくて、すっかり最近のメインになってしまっている。

 

そのきっかけになったのは間違いなく東芝のFrashAir
撮った写真から好きな物を選んでスマホに転送できる。これまで、QにはWi-Fi機能がなかったから、撮った写真を共有するには家に帰って一旦Macに読み込む必要があって、それがどうにも面倒くさくて少しずつ使わなくなっていった。
Qに画質は求めてないので、RAWで現像とかやる気もないし、撮った写真を共有できればそれでいいんだけど、そのための一手間がやっぱり面倒で…。
だから、撮った写真をすぐ簡単に共有できるFrashAirにしてからはQの本来の使い勝手がものすごく生きるようになって、いっきに使いやすいカメラに変わった。

通信状況も安定しているし、まだ1週間程度しか使ってないけど、不具合は全くない。(使っているのはiPhone4SとXperiaVLで共有する時にはFrashAirのアプリを使用)
撮りたいと思った時に素早く撮れることが大切で、この点においては、スマホよりもQの方にかなりのアドバンテージがある。

AFも露出もやりやすい。そして、何より撮っていて楽しい。

 

やっぱりカメラたるもの、シャッターを切る感覚が味わえないことには、どうも物足りない。
Qの場合はレンズシャッターなのだけど、これがまたなかなか気持ちのいい感触。「カシッ」という音とともにほんのわずかな感触が手に伝わってくる。
この感触がどうにも気持ちがいいので、電子音は全て出ないようにしている。レンズの電子音も悪くはないけど、やっぱりシャッターの音が素直に聞こえた方が気持ちがいいので。

他にも、この初代のQはボディがマグネシウム合金であることからくる凝縮感、シャッターボタンの精巧な感じがすごく素敵。
小さなことではあるかもしれないけど、満足感につながっているんじゃないかと思う。
Q10やQ7のようなプラボディでも本体が小さいのでそこまでの差は感じられないかもしれないけど、実際に持って見てみると、その感触や見た目の質感の違いが分かる。

Q7もすごく気になるカメラではあるのだけど、色によっては塗装にすごく安っぽい感じがでてしまったり(実際安いのだけど…)、ボタンも押しやすいのだろうけど、どうも見た目のデザインとしては少しもの足りない感じがしている。

 

どういう写真を撮りたいのかで、適したカメラは変わってくるけど、毎日気軽に持ち歩いて、さっと撮るという使い方においてはQはうってつけ。
それにFrashAirを組合せればスマホのカメラ代わりみたいな使い方ができる。

インスタグラムとかVSCOcamのアプリなんかが用意しているフィルターが人気あるようだけど、Qにも多くのフィルターやエフェクトが用意されてて楽しい。(個人的にはハードモノクロームとAuto110モードが好き。)

写真を共有するにはスマホとWi-Fiをつなぐという一手間は確かにあるのだけど、それさえできてしまえば本当に便利であることを実感できると思う。

 

スマホのカメラも便利できれいに撮れるようになったんだけど、やっぱり「カメラで撮る」という行為そのものが好きなんだろうなぁ。

PENTAX Qという、小さいけど写真を撮る楽しみを感じられるカメラを作ってくれたPENTAXというメーカーはやっぱり素敵。そして、便利なFrashAirを作ってくれた東芝にも感謝だなー。

これからはこの組合せで撮る写真が増えそうな予感。

 

Popular Posts:

Leave a Reply

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。