ゆっくりフィルム写真撮りたい

Posted by on 11月 3, 2021 in GRⅢ | No Comments

更新していないなぁと気にはなっていたけど、もう2年もほったらかしにしていたとは、ちょっとびっくり。
この間、メンタル不調で仕事休んだりして、仕事も生活もけっこういっぱいいっぱいで、ブログまで気が回らなかったのだと思う。

まぁ、今となってはTwitterもInstagramもあるので、あえてブログという形で続けることにどれほどの意味があるのか、とも思うのだけれど、逆にこういう時代だからこそブログという逆張りのようなことをしたくなっているのだと思う。小さい頃から天邪鬼だったので。

この2年の間に変わったことといえば、フィルムの使用頻度が激減したことだろうか。
今となっては、PORTRA400をヨドバシとかで買おうとしたら5本で1万円近くする。1本2,000円。昔、ヨドバシで今は亡きネオパン10本セットを2,000円くらいで買っていた記憶があるので、隔世の感がある。

世間のフィルムの使用量が減るのと同時にフィルム現像を扱う写真屋さんもどんどん減り、フィルム現像=郵送というのはもはや常識のようになっているのではないだろうか。フィルムで撮っても見るのはスキャンしたデータをスマホで、とう人が多いんじゃないだろうか。

でも、やっぱりネガはプリントしてこそと思っている僕はやはり昭和の人間なのかもしれない。フィルム写真はデスクトップの大きなディスプレイで見たとき、スマホで見たとき、プリントで見たときとそれぞれ印象は違う。
プリントして初めてその瞬間を閉じ込めたような気になるのはなんでだろう。スマホの画面だとどうも印象が違う。別にどっちが良いという話ではないのだけど、個人的にはプリントが好き。

そうは言いながらもプリントしてないなぁ。
デジカメで撮ると、現像も面倒くさくなったり、さらにプリントする写真をセレクトする作業がとっても億劫で。まぁ、それだけ心に余裕が無いということかもしれない。

趣味を楽しみにしても、生活を楽しむにしても、人生を楽しむにしても、程よい余裕というものがやはり必要で、生きるために精一杯という状況はやっぱり好ましく無い。
どこの子育て世代もその日をこなすのに必死なんじゃないだろうか。片手団扇な生活したいわけじゃないけど、子供が体調崩したら一気に土俵際に追い込まれるような生活というのはやっぱり辛い。

我が家は、子育ての面では一山超えた感があるけれど、まだまだ続くので、今後はいかに生活に時間的・精神的余裕を持ちながら過ごすかというのが課題。

のんびりフィルムで写真撮りながら、毎月少しずつでも写真の銀塩プリントをしながら穏やかに過ごしていきたいのだけれど。

今年も残り2ヶ月。まだ終わりではないけれど、なんとか生き抜けそう。

GRⅢ ISO1250 f2.8 1/160s
GRⅢ ISO1250 f2.8 1/160s

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