卒園と入園

今月、長女が保育園を卒園し、末っ子が入園した。

長女とは、保育園に6年間通ったけれど、さらにあと5年通うことになるなんて、最初は想像もしていなかったなぁ。同じ保育園に11年も通うことになるなんて。

長女の卒園式では、入園したときには歩くことすらできなかったのに、この6年でたくさん成長したなぁとか、毎日毎日一緒に通った日々を色々と思い返したりして少し感傷的になったりしたのだけど、末っ子が卒園するときにはまた違った感情が大きくなりそうな気がしている。

11年も通った場所と離れることになると、それはそれで寂しそうだ。

なにはともあれ、子供の成長を通して、時間の経過を感じ、少しずつ色んな変化を感じることができている。この4月は変わることが多くて大変そうだけど、着実に前に進めている感触も持てているので、これからが大変楽しみ。

 

子供との生活は制約も多くて大変だなぁと思っていた時期もあったけど、6年が経ってようやく楽しいと感じられるようになった。その間、自分でも生活習慣から考え方から色々なことを変えるように工夫してきたつもりだけど、多少は効果があったのかなぁ。

大変は大変だけど、どちらかというと、うれしい悲鳴に近いだろうか。
仕事が忙しい時に40度近い熱が一週間続くとか、入院するという事態になれば、両親が共に遠方な我が家の生活は一気に崖っぷちに追い詰められてしまうし、綱渡りの毎日であることは何も変わっていない。

でも、まぁなんとかなるだろう、という気持ちがどこかにある。

なんでだろう。まぁ、なんとかなるさと。

 

PENTAX K-1 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited ISO100 F2.4 1/1000

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今回の卒園と入園のことは、インスタにアップして、それで終わりそうになっていたのだけど、やっぱりそれはどうかという気持ちがふつふつと湧いてきたので、このブログにも残しておくことにした。

前にも少し書いたけど、インスタはものすごい速さでその性格を変えてきている。結果的に利用者が激増しているから、その変化は正しいことではあるのだろうけど。

でも、今のインスタが好きかどうかというと、あまり好きではない。
アプリなんて、開発側がどのように考えようと自分の好きなように使えば良いだけだし、以前と同じように使っている人もたくさんいるのだとは思う。そうと頭では分かっていても、タイムラインから滲み出てくる雰囲気は大きく変わっているので、なかなか以前のようには楽しめなくなってきているのだと思う。

手軽だし、多くの人と繋がれるし、良い面もたくさんある。アプリのアップデートも全部自動でやってもらえるし。
それに比べてブログはやっぱり手間がかかる。ドメイン代もサーバー代もかかるし、維持管理はその多くを自力でやっていかないといけない。

投稿するのも一手間かかる。

そういう手間を面倒に感じて、これまで写真のアップもSNSに流れていた部分が多くあったように感じている。

今なんて、月に1回くらいしか更新できていないのに、毎月お金を払い続けていて、どうなの?と自分でも思ったりすることがある。
それでも、ブログは面倒だけど、自分の好きなようにできるというとてもとても大きな側面がある。だからこんな超スローペースでも辞めずに続けているのだと思う。

自分でコントロールできる場って、そんなに多くはない。とても貴重な場所だと思っている。

 

PENTAX K-1 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited ISO100 F2.4 1/500

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SNSは良いところもたくさんあるから、これからも続けるには続けると思うけど、これからは関わり方を少しずつ見直していった方がいいかなと思っている。

FBの情報漏洩も驚いたわけではないけど、現実を突きつけられた感じで、そういうことはあるだろうと頭の中で分かってはいたものの、いざ事実を目の当たりにすると、気持ちが一歩も二歩も引いてしまう。

無料なのには理由がある。

便利なんだけど、なければないでその方が人生楽しい面もたくさんあるんじゃないかという気持ちすらある。

 

とにかく、プラットフォーマーに大事な部分を握られているSNSよりも、自分でコントロールできる部分が大きいこのウェブページをやっぱり大事にしていこうと気持ちを新たにした3月でした。

来月からは、こっちにちまちま書くようにしようかな。

 

それにしても、子供達には卒園も入園もあまり関係ないかのように生活している。
長女にしても、これから大きく生活が変わるけど、そこまで気にしてはいないようだ。卒園式だって、歌を歌うよりも抜けそうで抜けない前歯の方が気になっていたようだったし。

でも、そういうところが子供達の素敵なところだなぁとも思う。

溢れ出る生命力、節目とか気にせず(気にならない?)とにかく前に進む力。

むしろ子供のそういう部分に自分が引っ張ってもらっている部分がたくさんあるんじゃないだろうか…

 

自分も昔は子供だったのに、そういうのすっかり忘れてしまうのだなぁ。

 

 

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