休暇とは。

今週は、夏季休暇だったので、妻の実家に帰省しながら、その前後で少し寄り道して旅行っぽいことをしてきた。小さい子供が3人いるので、大人が行きたいようなところには行けないのだけど、まぁそれは仕方がない。子供がいる大人にとっての夏季休暇というのは、ほとんどが子供と遊ぶ日々になるのではないだろうか。

こうやって子供と出掛けられるのも、いつまでもできることでもない。ちょっと大変だなぁと思うこともあるけれど、今しかできないことだからしばらくはこういう夏休みスタイルでいくと思う。

 

旅先で、夜とかちょっとした空き時間なんかに久しぶりに小説を1つ読んだ。
最後に読んだのが、騎士団長殺しだったから、ずいぶんと久しぶり。1年半ぶりくらいかな。

読んだのは「昨夜のカレー、明日のパン」という本で、キンドルでなんとなく目に止まった本だったのだけど、すっかり夢中になってしまい、一気に読んでしまった。

やや特殊なシチュエーションでのお話ではあったけど、生きることについて、あれこれと想いを巡らせずにはいられなかった。

仕事、子育て、家事、趣味などに対する姿勢。そして、自分の価値観について。

 

僕は、無意識のうちに、これが正解とかこれが正しいとかいうような考え方をしてものごとの良し悪しを決めてしまっていることがある。その判断のベースになっているのは、自分の価値観だと思うのだけど、その価値観なんて、星の数ほどある考え方のうちの一つでしかないのに、その価値観に即していないもに対して、よくない、という判断を勝手に下していることがある。

この価値観というのは、まさに十人十色だから、相入れなくて当然。自分と異なる部分はコミュニケーションで埋めていく、尊重し合う、というのが基本のはずなんだけど、心に余裕がないと、それができなかったりする。

 

PENTAX K-1 smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited ISO280 f8.0 1/1000

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その、大切な心の余裕(のようなもの)を生むものの一つが、小説なのかなと思う。人によっては、それが音楽であったり、絵であったり、映画だったり、旅であったり、そして写真を撮ることであったりするんじゃないだろうか。

仕事が忙しい、とか家事育児が大変だ、となると心の潤いのようなものがどんどんと削られてしまう。だからといって死んでしまうわけではないけど、何をするにしても楽しくなかったり、やらされているような気持ちになったりとどんどんと殺伐とした心模様になっていく。

いつも同じことを繰り返していると、価値観だって、固定されがちだ。

そんな生活から、ちょっと距離をとって、見つめ直したり、違う角度から見てみたりするきっかけになるのが、小説などのとても大きな力だなぁと思っている。

どれも娯楽だから、無くてもよいものだ、なんて言われることもあるかもしれないけど、人が人らしく生きていくうえで、むしろ最も大切な役割を持っているんじゃないかという気さえしている。

 

休暇とは、まさに、いつもの自分の生活を改めて見直す良い機会だと思う。

そして、このブログにしても、そんな役割を果たせたらいいなと思ってはいるものの、今は全く果たせていそうにない。道のりは険しい。

 

 

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